2013年02月05日
皆さん こんにちは。生駒から奈良を中心に活動している株式会社三陽ホーミングです。
さて今回は、東生駒のW様邸の耐震工事をご紹介します!
と、その前に…耐震工事についてちょっとお話いたします。
まず、耐震工事に取りかかる前に『耐震診断』を行います。
Q、耐震診断って必要なの?
A、建築基準法は大きな地震が生じるたびに見直されてきましたが、現在の木造建物の半数程度が当時の基準(昭和56年以前の旧耐震基準)で建築されているため、現在の基準(新耐震基準)に合致していないことが多いのです。そこで、旧耐震基準で建てた住宅を、現在の基準に照らし合わせてその耐震性を評価し、必要な補修を見極めるための診断が耐震診断です。耐震診断を行うことで、適切な耐震改修をすることが可能なのです。
■耐震診断はこのように進めていきます。
1.ヒアリング…設計図書の有無、築年数、増改築歴の有無、雨漏りの有無
2.間取りスケッチ(平面図)…壁、開口部の位置、柱の位置、部屋の名称
3.外部…地盤、地形、基礎、建物重量、外壁材、建物短辺の長さ、外部の劣化調査
4.内部調査…内壁下地材、筋交い、開口部属性(開口形状)、柱、内部の劣化調査
5.小屋裏、床下、水平構面…屋根、火打ち構面の調査、筋交い、柱頭、柱脚接合部、湿気、床仕様、小屋裏、床下、水平構面の劣化調査
6.劣化調査のまとめ
7.診断書の作成(一般診断・精密診断)
8.診断結果の説明…評価について、倒壊の可能性について、耐震補強の提案、補強工事概算見積
■耐震補強工事の種類…耐震補強する方法はいくつかあり、どの補強方法が効果的か、専門家と相談して決める必要があります。
1.壁の量、バランスの良い配置
2.接合部の金物補強
3.基礎の補修・補強
4.屋根の軽量化
5.腐朽・蟻害への対応
と、ここまでご理解いただけたところで、いよいよW様邸の耐震工事をご紹介したいと思います。
(耐震工事中の様子)
(壁に補強がされた後の様子)
(前)
(後)
昭和56年以前に建てられた木造住宅の88%以上は、耐震性に問題があります。
まず現状を知る。そこから地震に負けない家づくりがはじまります。
奈良、生駒を中心に活動する私達は、お客様のニーズに合わせたリフォームをご提案していく事を第一に満足頂けるようコミニュケーションを大事にし、ご予算、デザイン、使い心地を考えポイントリフォームから全面リフォームまで当社は施工させて頂いております。
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